■研究の背景

近年、糖尿病患者は国内外で急増しているが、糖尿病特有の合併症により、失明、腎不全、下肢切断等に至る場合もある。これら糖尿病合併症は重篤な合併症が進行するまで自覚症状を伴わないため日常診療の現場で病期の変化を把握することが重要であるが、信頼すべき代謝マーカーが乏しい。

■研究内容

糖尿病合併症の病期や予後・進行性などを反映する診断指標(バイオマーカー)の開発、ならびにバイオマーカーを中心とした糖尿病合併症の病態解明。